MRI検査を受けるための条件
MRI検査を受けるためには、植え込まれたDBSシステムの種類・構成・状態およびMRIに定められた「条件」が満たされている必要があります。そのため、事前にDBS担当医師による撮像可否判断が必須となります。詳細は、患者手帳をご確認いただくか、DBS担当医師にご相談ください。
MRI適合性
体内に植込んでいるDBSシステムの種類・構成・状態によって、患者さんのMRI適合性は次の3通りに分類されます。
全身MRI適合 | 頭部のみMRI適合 | MRI非適合 |
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特定の条件下において、患者さんは全身のMRI撮像に適合しています。 | 特定の条件下において、患者さんは送受信型頭用RFコイルを用いたMRI撮像に適合しています。 | 担当医師またはメドトロニックまでご連絡ください。 |
神経刺激システムを植込んでいる患者さまのMRI適合性は、次の方法で確認できます。
脳深部刺激療法(DBS)システム手帳
DBSシステムの植込みを行った患者さんには、患者手帳「脳深部刺激療法(DBS)システム手帳」をお渡ししています。患者手帳には、使用機器や植え込んだ病院の情報に加えて、MRI撮像時の注意事項、MRI適合性に関する情報が記載されます。
(図:患者手帳)
- ※ 手帳が無い場合、上記情報の確認が出来ない、または時間がかかる可能性があります。
そのため、本手帳を携帯しておくことが大切です。