植込み時にご留意いただきたいこと
- 条件付き全身MRI対応DBSシステムの植込みでは、以下の条件を満たす必要があります。
- 体内に植込まれる機器がすべてメドトロニック社製DBSシステムによって構成されていること。
- 神経刺激装置が胸部または腹部に植え込まれていること。
- ポケットアダプタを使用していないこと。
- 使用していないリードが体内に植え込まれていないこと。
- 植込み医師は、医師用プログラマを用いて植え込まれたDBSシステムの情報を記入し、患者さんに患者用プログラマを携帯させてください。
- 植込み医師は、患者さんにMRI検査について以下の点をご指導ください。
- MRIが必要となり、DBS管理担当医師を受診した際、「患者手帳」および「患者用プログラマ」を携帯していないとMRI撮像の可否判断に必要な情報を得られず、MRI検査を実施できない可能性があること。
- 患者手帳に「MRI検査における注意事項」が記載されており、MRI検査が必要となった際は、それに従うこと。
- MRI検査が必要となった際、MRI検討医師へ、患者手帳の「MRI検査における注意事項」を提示すること。
- 植込み医師は、医師用プログラマを用いて植え込まれたDBSシステムの情報を記入し、患者さんに患者手帳と患者用プログラマを携帯させてください。