適合部位分類
体内に植込んでいる神経刺激システムの種類や植込まれている部位によって、患者さんのMRI適合性は次の3通りに分類されます*。
全身MRI適合 | 頭部のみMRI適合 | 非適合 |
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特定の条件下において、患者さんは全身のMRI撮像に適合しています。 | 特定の条件下において、患者さんは送受信型頭部用RFコイルを用いたMRI撮像に適合しています。 | 患者さんはMRI撮像に適合していません。 |
*撮像条件は、「メドトロニック社製脳深部刺激システムのMRIガイドライン」及び添付文書を確認してください。
頭部のみMRI適合の場合
患者さんのMRI適合性が「頭部のみMRI適合」に該当する場合は、送受信型頭部用RFコイルを使用する必要があります。送受信型頭部用RFコイルを使用すると、RF磁場が照射される範囲は頭部用RFコイル内に限定されるため、RF磁場による影響を最小限に抑えることができ、電極周辺部位の発熱などのリスクを軽減することができます。