MRI検査を受けるための条件

MRI検査を受けるための条件

MRI検査を受けるためには、植込まれる神経刺激システム、およびMRIに定められた「条件」が満たされている必要があります。詳細は、植込み患者手帳をご確認いただくか、担当医師にお尋ねください。

MRI適合性

体内に植込んでいる神経刺激システムの種類や植込まれている部位によって、患者さまのMRI適合性は次の3通りに分類されます。

条件付き全身MRI適合 頭部のみ条件付きMRI適合 MRI適合性が確認できません
特定の条件下において、患者さまは全身のMRI撮像に適合しています。 特定の条件下において、患者さまは送受信型頭用RFコイルを用いた頭部に対するMRI撮像に適合しています。 担当医師またはメドトロニックまで連絡を取ってください。


神経刺激システムを植込んでいる患者さまのMRI適合性は、次の方法で確認できます。

仙骨神経刺激療法手帳

仙骨神経刺激システムを植込んだ患者さまには、植込み患者手帳「仙骨神経刺激療法手帳」をお渡ししています。植込み患者手帳には、使用機器や植込んだ病院の情報に加えて、MRI撮像の適合性に関する情報が記載されます。



患者手帳
(図:患者手帳)

患者用プログラマ

患者用プログラマを用いて「MRIモード」を起動すると、MRI適合性を確認することができます。同時に、神経刺激装置がオフとなり、MRI検査を受けることができる状態になります。MRIモードの起動方法は患者手帳に記載されています。


mark 患者用プログラマ(TH90P02)を用いたMRIモードの起動方法

MRIモードの起動方法は、患者手帳に掲載されています。

  1. コミュニケータの電源をオンにし、患者用プログラマの治療アプリをタップし、接続を開始します。

  2. Micro Clinician


  3. 患者用治療アプリのホーム画面の隅にある ハンバーガーメニューマーク をタップし、「MRI」を選択します。


  4. MRIモードを有効にするには、「有効にする」をタップします。
    (MRIモードを有効にすると治療は停止します。)

    MRI適合性が表示されます。

MRI検査前

mark 患者用プログラマ(3037)を用いたMRIへの対応方法

MRIを使用する場合の併用注意は、患者手帳に掲載されています。

MRI撮像を行うための治療の停止

患者用プログラマ(iCon , 型番号:3037)にはMRIモードはありません。

当該患者用プログラマを使用して神経刺激装置のモデル(IM)またはシリアル番号(IS)を示す画面を表示し、MRI撮像を行うために治療をオフにする必要があります。

  1. 患者用調整機器と神経刺激装置を同期させます。プログラマを神経刺激装置の上に当て、同期 同期ボタン ボタンを押します。
  2. 患者用プログラマを使用して、ナビゲータボタンの上矢印を押します。
  3. 情報画面を選択するには、ナビゲータボタンの左矢印を1 回押します。
  4. ナビゲータボタンの下矢印を押します。
  5. 各情報画面をスクロールさせてモデル番号を探すには、ナビゲータボタンの左矢印または右矢印を押し、神経刺激装置のモデルおよびシリアル番号を確認します。
  6. 神経刺激装置が頭部MRI適合であるか否かを確認した後、神経刺激装置の上にプログラマを当て、神経刺激装置のオフ 神経刺激装置のオフボタン ボタンを押します。


  7. 患者用プログラマ


MRI検査時の注意事項

 

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