![トレーニング(放射線科医療従事者向け)](../../scs/images/s_training/tl/h1-h_training.jpg)
第1章 脊髄刺激療法とは
SCSのシステム構成
植込み機器
![植込み機器](../images/s_training/h01_02_01_02.jpg)
体外使用機器
![体外使用機器](../images/s_training/h01_02_02.png)
- 神経刺激装置
- 電気回路と電池を内蔵しており、腹部などの目立たない部分に植え込まれます。
電流をリードに送り、脊髄に微弱な治療用電気刺激を発生させます。
内部電池の形式により、充電式と非充電式の2種類があります。
- リード
- 電極部は脊髄の硬膜外腔に植え込まれ、他端は神経刺激装置に接続され、電極から微弱な治療用電気刺激を発します。
植込み手技により、穿刺針を用いて留置される経皮的リードと、切開して留置されるプレート型の外科的リードの2種類があります。
- 患者用プログラマ/患者用コントローラ
- 体内に植え込まれた神経刺激装置を体外から調整するコントローラです。
患者さま自身がこれを用いて、電源のオン/オフや電気刺激の強弱など、症状に合わせて調整(医師が予め設定した範囲内)を行います。
- リチャージャー(充電式神経刺激装置の場合に使用)
- 体内に植込まれた神経刺激装置を体外から充電するための機器です。
患者さま自身がこれを用いて、定期的に充電を行います。
- 医師用プログラマ
- 体内に植込まれた神経刺激装置のパラメータ設定および調整を体外から行う医師用コントローラです。