第5章 MRI検査フロー
- 刺激装置
植込み - 刺激装置
プログラミング - 患者手帳への
記入 - MRI
検査前 - MRI
検査中 - MRI
検査後
神経刺激装置の植え込み
基本的な手術手技は従来と同じですが、全身MRI検査に適合するためには、以下の点を順守する必要があります。
- 製品構成
条件付きMRI対応神経刺激システムとして承認を受けた製品を使用してください。- <神経刺激装置>
- Inceptiv又はインテリス又はVanta PC又はリストアセンサー SureScan MRI又はプライムアドバンスト SureScan MRI
- <リード>
- ベクトリス SureScan MRI 1x8またはスペシファイ SureScan MRI
- 植込み位置
- <リード>
- リード先端部は脊髄硬膜外腔に留置してください。
- <神経刺激装置>
-
- 神経刺激装置は、臀部、腹部又は側腹部(肋骨と骨盤との間の側方と後方)に植え込んでください。
- 神経刺激装置植込み部位での余ったリードは、神経刺激装置を反時計回りに回転させて神経刺激装置に巻き付けます。
- リード刺入部では、リードの位置を維持し、固定したアンカーの近くで張力緩和ループを形成します。
- その他
- 脊髄刺激装置用アダプタ(神経刺激装置とリードをつなぐ導線)は使用しないでください。
- 患者の体内に、以前植え込まれた脊髄刺激用の構成品(リード、エクステンション、アダプタ又はそれらの一部)が残存する場合は、
すべて抜去してください。